2010年10月24日日曜日

青森散策

2010年10月23日(土)

昨日は青森でお仕事でしたが、せっかく青森まできたのでレンタカーを借りて十和田湖方面へドライブしました。天気がよくて気温も快適です。
ホテルの窓から陸奥湾を望む
地獄沼
八甲田山を横にみながら車を1時間ほど走らすとこんな素敵な景色と出会えます。ここは
有名な酸ケ湯温泉を少し超えたところにある地獄沼という名所です。お湯が湧き出ています。










睡蓮沼にとけ込む八甲田連峰 硫黄岳・八甲田岳・小岳
 八甲田というと、新田二郎の「八甲田山死の彷徨」です。でも、八甲田山ってつるっとした山であんなところで大量の遭難者がでたなんてピンときません。よほどの強風と寒さだったのでしょうね。などと思いながら、この景色を
たのしみました。









木漏れ日の路


徐々に奥入瀬渓谷に入ってきます。
ここは空が広く、きみどりと朱色と木漏れ日が素敵な街道です。
ずっとこんな景色が続きます。













奥入瀬

やったー。奥入瀬渓流です。
水が清くてみどりがひときわ冴えます。来週だともっと色づいているのかもしれません。












十和田湖



十和田湖は、流れ入る川が少ないのでゴミなどが混じらないためとても透明度の高い湖だそうです。
対岸まではっきり見えて、とてものどかです。

十和田湖遠景





寝台特急あけぼの@青森駅発車間近
十和田を後にして、一路青森駅へレンタカーを返却します。実は、帰りはブルートレインです。あけぼのという寝台特急です。この車両が私が乗ったものです。窓が上下にありますが、私は下段の個室です。
青森駅を18:08にでて、上野に翌朝7時前です。ワクワクドキドキです。








発車と同時にジョッパリで乾杯


ここがBソロという1階の個室です。
実は撮影直後、部屋を間違っていたのがわかり移動しました。ごめんなさい。車掌さん。









JR浴衣



室内は、一畳程度の空間に折りたたみ式のテーブルが機能性よく配置されています。まくらも浴衣もスリッパもあります。よく見ると浴衣がJRデザインなんです。泣かせますねぇ。
夜汽車の旅です。室内灯を消して外の景色をながめると、沖に漁火が見える黒い静かな海がみえてきます。庄内平野の海岸線を結構なスピードで走ります。
途中、広大な水田地帯を横切りました。数キロにわたり棚引く白い霧がとても神秘的でした。



ということで、贅沢な旅でした。
青森もこの12月4日に新幹線が開通します。そうなると、この寝台列車も時間の問題で廃止されることでしょう。

ちなみに、機関車が青い客車を牽引するブルートレインは「あけぼの」(上野~青森)以外に「北陸」(上野~金沢)と「日本海」(大阪~青森)しかないらしい。

みなさんも、乗りたくても乗れなくるブルートレインに早いうちに是非一度どうぞ。  

2010年10月14日木曜日

上高地スケッチ 2010.8-10.11


 秋の上高地にスケッチの旅に行ってきました。
 新宿を深夜に立つ夜汽車ならぬ夜バスに乗り目覚めるとそこは上高地です。と言っても正確には沢渡(さわんど)というところで低公害バスに乗り替えて上高地のバスターミナルに朝6時に到着しました。しかし、あいにくの雨。天気予報でもしばらく晴れ間は出ないらしい。河童橋から望む穂高の山々は雲に覆われてやっぱり見えません。
  雨でしょうがないので今日宿泊するロッジに向かいました。ここのベランダなら雨がかからないのでスケッチを始めました。しばらく描いていると、体が冷えてきました。10度程度の気温だったとおもいます。
ベランダから向かいのロッジを描いているところ
 ■10月10日
二日目の朝、ようやく雨があがりました。まだ、山頂は見えないけど傘なしで活動できるので、大正池めぐりをしました。昨日大量の雨が降ったので池は濁っていると思いきやエメラルドグリーンです。
赤い屋根がシンボルの上高地帝国ホテルを、サクっと描きました。写真ではわかりませんが、横10cm程の超ミニキャンパスです。
               
上高地帝国ホテル 超ミニキャンパス

 ■10月11日

   やっと晴れてくれました。雲ひとつない日本晴です。風がとても爽やか、ビニールシートを敷いて木陰で描きました。1時間程度集中、至福のひと時です。 
穂高連峰 モデルさんです
色づけは帰路の特急あざさの中で


■ 松本駅で特急あずざまで二時間少しあるので、松本駅周辺を散策することにしました。信州といえば蕎麦ははずせません。素敵なお店がないかと駅周辺をのぞきますが14時を過ぎていたので準備中の看板が多くウロウロ。食べログで検索して最寄にある人気蕎麦屋を発見。いゃ~いいお店との遭遇です。自分だけのお店にとっておくためにお店の名前伏せますが、お品書きがなく蕎麦は一種類です。ちょっとしたコース料理になっていて、ここの蕎麦に合わせるために作ったという日本酒も供してくれます。きゃぁ~、大満足です。
田舎風の太いお蕎麦 出汁も絶品
蕎麦がき(おまけ)白い粉は和三盆 上品な甘みがたまりません

ここの屋号がついた美酒

おわり